【自問自答】→【葛藤】→【決断】
こんばんは。
ついてる男【Carkey】です☆
では、今回も早速前回の続きから…
Negative→Positive、周りに感謝ができる様になった私は、スッカリ元気になりました!
アルバイト先の仲間にも恵まれ、楽しく過ごしていました。
私が22歳の時、当時のアルバイト先には同い年の学生や、フリーターが多く働いていました。
特に仲の良かった2人の学生は、2人とも浪人していたので、来年から就活といった状況でした。
2人が真剣に就職先をどこにするか悩んでいる姿を見て、私はハッとします。
「今は、楽しく過ごしているけど、将来の目標はない。
仲間が皆、将来について真剣に考えているのに、私は今のままで本当にいいのか?
本当にやりたいことはないのか?」
そう、自問自答すると
「志半ばで諦めてしまったやりたいことを、やっぱりやりたい!」
と、思うようになりました。
そして
「地元で勝負するのではなく、東京へ行こう!」
と決断します。
そのためには、まず引越し資金とすぐに生計が立てられない時のために、いくらか余裕と判断し、毎日アルバイトに明け暮れました。
深夜のアルバイトもかけもちで始めました。
当時を思い返してみると、体力的にかなりきつかったですが、目標のために頑張って働きました。
そして、順調に資金が貯まり始めた頃に、親しい仲間に今年中に東京に行くと伝えました。
こうやって、誰かに伝える、宣言することで必ずそうしなければいけない状況に自分を追い込む…
「有言実行」
ってやつです。
その後も着々と準備を進め、東京で住む家も決めてから、初めて両親にこのことを伝えました。
ただ、余計な心配はかけたくなかったので、上京する目的をあえて本当のことは言いませんでした。
本当のことを伝えると、反対されたり、どうせ失敗すると難色を示されると、お互いにとって良くないと思ったのが理由です。
ただ、意外だったのは、私が懸命に働いて貯金している姿を父はちゃんと見ていてくれたらしく
「良く頑張ったな。」
と、労いの声をかけてくれました。
その時のことは、今でも鮮明に記憶に残っています。
嬉しかった感情とともに。
そして、いよいよ出発の日。
ワンボックスのレンタカーを借りて、荷積みも終え、夜遅くに出発することにしました。。
父とは家の中で別れの挨拶を交わしましたが、母は外まで見送りに来てくれました。
母は冷静を装っていましたが、出発する瞬間、子供のように顔をクシャクシャにして泣き出してしまいました。
「泣かないで。じゃあね!」
と、声をかけ出発しました。
改めて母の愛情を実感した瞬間でした。
東京には知り合いも、頼れる人も誰もいません。
全くの0からのスタートです。
人によっては無謀だと思うかもしれませんが、私の気持ちは昂っていました。
途中、間は空きましたが
「もう、やるしかない!」
と覚悟は決まっていたので、不安はありませんでした。
こうして私の東京生活が始まりました。
東京生活の詳細は、また明日書きますねw
では、第54回はおしまいです。