理想の対応
こんばんは。
ついてる男【Carkey】です☆
前回の質問のシチュエーションは私が目の当たりにしたことです。
そして、踊りたくないと言った園児は私の長男です。
今回、担任の保育士の実際の対応を紹介しつつ、質問の意図もお伝えしますね。
私は盆踊りが始まる前に長男に
「皆並んでるよ。踊らなくていいから並んでおいでよ。」
と声をかけ、盆踊りが始まってからは
「皆楽しそうに踊ってるよ。お友達も楽しそうにしてるし、少しだけ踊って来たら?」
と声をかけました。
しかし、長男は全く踊りませんでした。
では、担任の保育士の対応はどうだったかというと、盆踊りが始まる前に所定の位置に並ばなかった長男に対して
「●●くん、踊りたくなったらおいで」
と優しく一言だけ伝え、それからはずっと見守っていました。
この対応には賛否両論あるかもしれませんが、私はとても素晴らしいと感じました。
長男は5歳と言えど、自我も芽生え、1人の人格者です。
そこで、無理矢理踊らされたら、盆踊り自体が嫌いになり、最悪トラウマになってしまうかもしれません。
踊りたくないということは、何か踊りたくない理由があるはずです。
実際、私の長男にその理由を聞いてみると
「音楽が大きくビックリした。恐かった。」
と言っていました。
確かに盆踊り会場の音楽はとても大きく、加えて太鼓も叩いていたので、息子以外で耳をふさいでいる子もいました。
(長男の場合は、音楽が流れる前から並んでいませんでしたがw)
そんな状況下にも関わらず、無理矢理踊らされたら、間違いなく盆踊りはもちろん、音楽や保育士、幼稚園も嫌いになっていたかもしれません。
もちろん、やりたくないことはやらなくていいという訳ではありません。
やりたくなくても、やらなければいけない状況も出てくると思います。
それは徐々に学んでいけばいいことだと思いますし、今はバランスをとることの方が重要だと考えています。
だからこそ、担任の保育士の対応は素晴らしいと感じました。
アナタ自身も子供にではなく、それ以外の人に何かを教える時、教えなければいけない時があるかもしれません。
その時、自分のやりやすい教え方であったり、考えた通りでなくても、相手の気持ち、考えを尊重することも忘れないでくださいね。
そうすれば、思い通り進まなくてもイライラすることはありませんから☆
では、第301回はおしまいです。