【無視】されたことはありますか?
こんばんは。
ついてる男【Carkey】です☆
では早速前回の続きから…。
私の通っていた中学校は地元の小学校3校が集まっていました。
かなりのマンモス校(死語?w)で1学年のクラスは9組までありました。
3学年全て合わせると27組なので同じ区内でも大きな中学校でした。
そんな状況下でも、私は比較的早い段階でクラスの人気者になりました。
所属していた運動部でも私達の学年のキャプテンにも選ばれ、ますます「お山の大将化」していきました。
しかし、そんな私に、ある時天罰が下りました。
同じ小学校出身で同じ運動部に所属していた一部の友人達から、いきなり
「無視」
をされ始めました。
昨日まで普通に会話をしていて、何なら一緒にも帰っていた仲間からです。
初めは状況を理解できませんでした。
「でも、昨日までとあからさまに態度が違う」
このことだけは紛れもない事実です。
「もしかして、明日になったら状況が変わるかもしれない」
そう思ってその日をやり過ごしましたが、次の日になっても全く状況は変わりませんでした。
その時に私は
「完全に無視されている」
と確信しました。
無視されていることを自覚した私は、まずその友人達と極力接触するのを避けることにしました。
しかし、他の小学校出身の友人達ならまだしも、同じ小学校出身なので通学路もほぼ同じなので、彼等を見かけた時は多少遠回りでも迂回していました。
この無視され続けた期間は確か半年くらいだったかハッキリと覚えていませんが、いつの間にか無視されなくなりました。
なぜ、無視されなくなったのかもハッキリと覚えていませんが、この
「無視された」
ということは紛れもない事実です。
そう、本来であればNegativeな過去です。
しかし、今ではすっかりPositiveな過去に変換され、むしろ無視された機会があって良かったとさえ思っています。
その理由としては、当時の私はかなり調子に乗っていたからです。
そのため、かなり自分本位でした。
そして、なまじっか運動と勉強もできたので、できない人の気持ちを理解できませんでしたし、理解しようともしていませんでした。
それが、無視されたことで
「原因は何だろう?」
「私自身が原因か?」
「どうしたら関係を修復できるか?」
「何か改善点はないか?」
etc
それまで考えもしなかったことを考える様になり、今までの自分の立ち居振る舞いを改めるキッカケを与えてもらえたからです。
そして、辛いことがあった時、困難な状況でも立ち向かう勇気を持つことができました。
もし、このキッカケを与えられずや勇気も持たないまま、お山の大将状態で大人になっていたと思うと…
想像しただけで恐ろしいですw
とはいえ、無視をされていたのはほんの一部の友人のみでしたが、当時はかなりメンタル的にきました。
なので、あの思いを二度と経験しないよう、他人に同じ思いをさせては絶対いけないと学びました。
と同時に、とても重要なことも学びました。
それは
「支えてくれた人に対しての感謝の気持ち」
です。
今まで無視をされたことがなかった私は、無視をせずに普通に接してくれている友人に対しても
「明日から急に無視されたらどうしよう…」
と疑心暗鬼になっていました。
そのため、私のことを無視しなかった、普通に接してくれた友人達には心から感謝しています。
もちろん、家族に対しても言うまでもありません。
こうした経験を経て高校生になるわけですが、そこで私は人生を決める重大な決断を下します。
別に引っ張ってるわけではありませんが、続きはまた明日書きますねw
では、第49回はおしまいです。