【可能性】
こんばんは。
ついてる男【Carkey】です☆
前回まであらすじは、生まれつき両手の薬指に少し難があり、そのため正しく箸を持つことができず、そのことがコンプレックスとなっていた私に転換期が…
では、早速前回の続きを書きますね。
転換期のキッカケは
「幼児用の矯正用の箸」
です。
2歳になるかならないかの友人の子供が、箸を使ってご飯を食べている映像をInstagramで見ました。
これには衝撃を受けました。
私の息子は5月生まれ、友人の子供は3月生まれで同学年なのですが、ほぼ1年の差があります。
そして、私の息子は当時箸が使えていなかったのに対し、友人の子供は箸を使えている…
しかも、正しい持ち方で…
衝撃以外の何物でもありませんでした!
私の息子の成長が遅れているのか、友人の子供の成長が早いのか…
私自身箸の持ち方にコンプレックスがあったので凄く悩みました。
そして、結論、同じ箸を買い、息子に使わせてみることにしました。
すると、同じように箸を使ってご飯が食べられました。
ちゃんと正しい持ち方でです!
衝撃を受けたのは言うまでもありませんが、ここで1つの仮説が浮かびました。
「こんな小さい子供がちゃんと正しい持ち方で箸が使えるのは、商品が素晴らしいのはもちろんだが、大人が使っても正しい持ち方で箸が使えるのではないか?」
この仮説は予想通りでした。
私が使っても問題なく使えました。
と同時に、少し違和感がありました。
私が子供の時に使った矯正用の箸とは少し持ち方が違ったからです
でも、ちゃんと箸を使えているのは紛れもない事実です。
そこで私は、矯正用ではない、普通の箸で今回の矯正用の箸と同じように持ってみることにしました。
そうしたら、持つことも、使うこともできたんです!
しかも、1番の懸念材料の薬指がつることもなくです。
多分、このブログを読んでくれている方には伝わらないと思いますが、本当に本当に嬉しくて仕方ありませんでした。
そのため、箸の使い方を覚えたての子供と変わらないくらい、色んなものを掴んでは戻して、戻しては掴んでを繰り返しました。
長年のコンプレックスから解消された瞬間でした。
そして、子供の時の矯正用の箸は、正しい持ち方ではないと何十年の時を経てわかった瞬間でもありました。
と、2日間にわたり長く私のコンプレックスとそのコンプレックスが解消された話を書きましたが、今回伝えたいことはもちろんこのことではありません。
今回伝えたいことは
「自分自身が正しいと思っている方法、また間違っていると思っている方法が逆の可能性もある」
ということです。
時には断定することは有効ですが
「この方法は正しい、この方法は間違っていると断定してしまうことで可能性を潰しかねない」
ということです。
これは、子育てや人材育成にも当てはまります。
アナタが断定することで相手の可能性を潰しかねません。
このことは覚えておいて絶対に損はないと思いますよ。
では、第185回はおしまいです。