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【リサーチ】は徹底的に!

こんばんは。

ついてる男【Carkey】です☆

 

「リサーチは徹底的にやった方がいい」

 

これは市場のことはもちろんそうですが、今回はフランチャイズ契約の際のことについてに書きたいと思います。

 

私たちが販売したB級グルメを取扱う会社は、地元では私たちが契約した会社以外にもう1社ありました。

 

俗に言う

「競合・ライバル」

です。

 

どちらの会社もフランチャイズ契約を募集していたのですが、契約する決め手となったのが

 

「どちらが元祖、発祥か」

 

2番煎じではなく、1番手の会社と契約しないと意味がないと思っていたのが大きな理由です。

 

加えて、通常フランチャイズ契約の場合、ロイヤリティとして売上の何%を本部に納めたり、一定の決められた金額を納めたり、ということが多いのですが、私たちが契約した会社は看板料として、月●万円だけ納めればOKでした。

 

ということは…

 

「売上が上がれば上がった分だけ、自分たちの利益になる!」

 

ということです。

 

これは、利益を最大の目的としていた私たちにとって、とてつもなく魅力的でした。

 

「あとは、自分たちの頑張り次第だ!」

 

期待に胸を躍らせましたが

 

のちに重大な過ちを犯していたことに気づきます。

 

そのB級グルメを製造、販売するにあたり、ある食材は本部指定の業者から発注し、それ以外は自分たちで探して契約してくださいとのことでした。

 

随分乱暴なことを言うな、とも思いましたが、逆を返せば

「自分たちで仕入値の安い業者を見つければ、コストを抑えられる」

ということにもなります。

 

とはいえ、まずは契約してくれる(卸してくれる)業者を見つけることが最優先のため、値段交渉は二の次となってしまいました。

 

しかし、重大な過ちはこのことではありません。

 

実は本部から絶対に仕入れなければいけない物がありました。

それこそが、重大な過ちでした!

 

その「物」自体何かを明言することは控えますが、それを仕入れないと、そのB級グルメを製造することができません。

 

否が応でも仕入れないといけない状況でした。

 

ここまではよくある事なのかもしれませんが、オープンした月の経費を計算している時に、とんでもないことに気づきます。

 

本部から仕入れている、その物がとてつもなく高いことがわかりました。

 

飲食業界の原価コストは売上の3割くらいが一般的ですが、私の店舗のコストは6〜7割でした。

 

何度計算しても同じ結果だったので間違いありません。

 

そこから人件費、家賃諸々を引くと…

ほとんど残らないというか、赤字でした。

 

本部は月のロイヤリティはいりません。

「看板代として●万円だけでいいですよ。」

と言いながら、本部から絶対に仕入れなければいけない物にロイヤリティを上乗せしていたのでした。

 

しかし、気づいた時は…

すでに後の祭りです。

 

もう、契約をしてしまっているのでどうすることもできません。

 

本部に値下げ交渉をしても、一切応じてくれませんでした。

そのため、日に日に会社の体力が弱っていくのに泣き寝入りするしかない状況でした。

 

メディアで取り上げられ、連日疲労困憊になりながら販売しても、利益は微々たるもの。

 

まさに

 

「薄利多売」

 

でした。

 

しかし、薄利多売なのは私たちだけです。

本部はどんどん景気が良くなっていきました。

 

そう、私たちが頑張って販売すればするだけ、本部だけが潤っていく…

何とも受け入れがたい現実でした。

 

当時は、Positiveがぶっ飛んでしまうくらい、正直本部が嫌いで仕方なかったです。

特に私は、1ヶ月みっちり研修を積み、それなりに人間関係も築いたと思っていたのに…

実際蓋を開けたらこのありさま。

 

いくら、こちらが困っていると助けを求めても、何もしてくれない…

完全に追い込まれてしまいました。

  

ただし、事の発端は自分たちの未熟さにありました。

市場のリサーチ、取扱商品(商材)のリサーチはもちろんですが、自分たちが契約する本部のリサーチが甘かった…

1番リサーチをしなければいけない

「契約先」

のリサーチが不十分でした。

 

学習するには十分過ぎる痛手を負い「リサーチ」の大切さを学びました!

 

 

今回も長くなってしまったので

 

「流行り流行り物には必ず廃りがある」

 

は明日書きますねw

 

 

では、第58回はおしまいです。