人生の【転機】
こんばんは。
ついてる男【Carkey】です☆
では、今回も早速前回の続きから…
中学を卒業して以来、全く関わりのなかったHから突然の電話。
そして、連れていたかれた場所はネットワークビジネスの勧誘会場。
のちにわかったことですが、ネットワークビジネスは会社によっては学生でもできる所があるようですが、絶対条件として20歳以上らしいです。
そのため、Hは私が20歳になってから連絡してきたというわけです。
その勧誘されたネットワークビジネスの会社の取扱い商材について
「なるほど」
と思うだけでしたが、それよりもこの会社が外部に委託して行っていたセミナーは私にとって大きな転機となります。
そのセミナーの運営会社etc詳細は覚えていませんが、私が勧誘されたネットワークビジネスに関係ない方、そして様々な年代の方も参加していました。
セミナーの内容は
「自己啓発」
の一種でした。
私にとって人生で初めてのセミナー、それがこのセミナーでした。
そのため、とても新鮮でした。
内容の詳細は割愛しますが、次の2点が私に多大な影響を与えました。。
・今までの自分の人生のトラウマ(失敗・反省点)をさらけ出す。
・感謝の気持ちを忘れない。(特に両親に対して)
正直、それまでの私は、この2点と真逆だったと思います。
人気者というキャラを演じるため、失敗しても周りに知られないようにひた隠しにしていたと思います。
そして、親に対しても嫌悪感はあっても感謝の気持ちを持っていませんでした。
そのため、自分に関わる人たちに対する感謝の思いが圧倒的に足りていなかったと反省しました。
このセミナーをきっかけに、それまでに胸につかえていたものが、モヤモヤしていたものがスッキリしました。
やりたいことをやるために大学進学をしないという選択肢は誤りだったかもしれない。
そう頭によぎっても、認めたくない自分と、認めちゃいけないと意固地になっている自分がいました。
でも、誤りかもしれないけど、いち早く世間に出てお金を稼ぐということ、お金を稼ぐことの大変さ、お金の重要さを学べた。
また、辛い思いもしたけど、色々な人たちに出会えた。
大学に進学していたら、この人たちとは決して出会えなかったかもしれない。
そう考えると、仮に誤っていたとしてもムダにはなっていない。
そして何より、未熟な私が決めた決断はおそらく成功しない確率が高いであろうと思っていても、わかっていても好きな様にやらせてくれた両親に本当に感謝しました。
まずは、両親から、そして今までの関わってくれた人たち、これから関わる人たちにできる限り感謝の気持ちを伝えていこうと決心しました。
実は、物心ついた時から私は父のことが好きではありませんでした。
いや、大っ嫌いでした。
私の父は自営業で1人で仕事を頑張っていました。
だからということもありますが、我が家では父が絶対でした。
母に横柄にしているのを、姉と兄に厳しく接している、時には手を挙げているのを目の当たりにし、日に日に嫌いになっていった記憶があります。
と同時に、姉と兄と同じ扱いを受けないために、私が出した答えは
「優等生になる」
ことでした。
ありがたいことに、それなりに努力することで自分の目標とする優等生にはなれたかと思います。
なので、父には手を挙げられた記憶も、そこまで叱られた記憶もありません。
と同時に、いつも父の顔色を伺う子供になっていました。
そのため、幼少期の私はほとんど父に本心を話すことはなく、母への依存は高かったと思います。
母が私の味方でいてくれました。
しかし、そんな母に対しても、反抗期には辛く当たり、悲しませてしまったことも多々ありました。
そういった経緯もあり、このセミナーの内容は私の心に刺さりました。
その後の私は、それまでの人生が嘘の様に、NegativeからPositiveへ、そして、周りの人に対して感謝できる人間になりました。
本当に人生の転機になりました!
それからも多くの事を学び、転機もありましたが…
続きは明日書きますねw。
では、第53回はおしまいです。